メラミン化粧板は、水や油の拭き残りによる跡残りや、擦れ等での表面の擦り傷、艶上がり、エンボス・柄が消える現象等が発生することがあります。
メラミン化粧板は耐久性があり、汚れに強い化粧材ですが、使い方や色柄、表面の仕上げにより、傷や汚れの目立ちやすさが異なります。
一般的には濃色ほど、鏡面仕上げや艶消し仕上げなどフラットな仕上げほど擦り傷は目立ちやすくなります。また、
色柄や表面の仕上げ(濃色・艶消し等)や汚れの種類により、汚れが目立ちやすくなることがあります。
メラミン化粧板は水に濡れたまま放置しますと、水滴(ミネラル成分)による落ちにくい水垢付着の原因となります。
ご使用後は水滴が残らないように拭き上げてください。
メラミン化粧板の濃色は特に、仕上艶のわずかな違いで色調のバラツキを生じることがあります。
ご使用の前に、製品を必ずご確認ください。特に連結使用の際には差が大きく見えることがあります。詳しくはお問い合わせください。
メラミン化粧板はJIS K 6903の外観基準に基づいて、検査出荷しています。時間の経過により、コア層が褐色に変化する品番があります。
メラミン化粧板は使用される環境、それぞれの基材性質により寸法が変化します。
使用される部位、用途、下地基材などに応じて適切な接着、加工、施工を行ってください。不適切な接着、加工、施工は仕上げ材の剥がれやフクレ、クラックなど不具合を生じる原因となります。
それぞれの仕上げ材の加工・施工については取扱い説明書をご参照ください。
メラミン化粧板の端部はラフカットとなっております。
メラミン化粧板の実寸は
カタログ表記の通り寸法公差をもっております。端部はラフカットとなっておりますので、
使用される前に直線性・直角性を確認していただき、必要であれば端部をカットしてご使用ください。